[乗車記録126]記憶に焼きついた女。艶やかな唇が動くたび、俺の理性は遠のいていく...

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なんで、またやってしまったんだろう。

今でも、あの瞬間のことを忘れられない。

思い出すたび、胸の奥にじんわりと火が灯るような感覚が広がって...

でもそれは、決して許されるべきものじゃないと、分かっているのに...

あの朝、偶然目に入った一人の女性。

コスメ売り場でリップを見つめる彼女の横顔は、静かで、まるで時間が止まったようだった。

白く整った指先が、ゆっくりと商品を手に取ったとき、

その仕草が妙に印象に残った。

いや、あれは「印象」なんて軽い言葉じゃ足りない。

心に焼きついた、とでも言うべきか。

そう、焼きついて離れない。

いまだに。

彼女の唇はよく手入れされていて、

あの艶と形が、どこか無防備な感じを醸していた。

そんなものに惹かれたのは間違いだった。

と、今ならそう言える。そう言うしかない。

改札を抜ける後ろ姿は自信に満ちていて、

俺は、ただ黙って、誰でもないふりをして距離を保った。

けれど内心では、すでに踏み込んでいたのかもしれない。

気づかれないまま、ホームへ向かうエスカレーターを共に上り、

あのとき感じた「静かな熱」は、いま思い出しても…いや、ここでは伏せておこう。

電車の揺れ。

人混み。

密集する空間の中、呼吸が浅くなる感覚。

高ぶる神経を抑えようと努めていた...つもりだった。

でも、彼女の呼吸を感じると理性がなくなった...

印象的な唇からこぼれる呼吸音と、下を触るたびに漏れる吐息

車両全体の音も、アナウンスの声も、耳には入っていたはずなのに

それよりもずっと意識に残っているのは彼女との時間だけ...

抑えるべきものが崩壊し、明らかに下半身が高ぶっていた。

俺の指に絡みつく愛液の量...

形のいい美乳...

綺麗な色の乳首...

感じ方...

この数分間だけは、五感すべてで焼きついたような濃さで記憶に残っている。

今にして思えば、後悔はしている...

...いや、正確に言えば、もう一度味わいたいかもしれない

それが俺の病気...

ただ、あの時の自分に問いかけるなら、きっとこう答えるだろう。

「誰にも気づかれなかった」

「彼女も声を上げなかった」

「彼女も楽しんでくれただろう」

...最後に書き足しておきたいことがある。

もし、またどこかで君を見かけてしまったなら。

そのときは...

 

フレーム:3840×2160
ファイル形式:mp4
動画時間:15:52

By 電射男


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